この記事の所要時間: 約 1分11秒
『破小路ねるのと堕天列車事件』は主人公が通う高校にある朝、電車が垂直に刺さっている事件が起こる。真上から校舎にぶすっと。
それを主人公と妄想癖が激しくすぐ鼻血流す彼女と、彼女が所属する文芸部の部長と3人で推理して謎を解き明かす……みたいな展開を裏表紙のあらすじから予測すると、全然そんな内容じゃない。
ゴスロリ幼女が出てきた時点で違うなとは思ったんだよ。
西澤保彦みたいに「SF+新本格」な内容かと思ったら、怖くない角川ホラー文庫、あるいはハヤカワJAな展開で、途中からは完全にファンタジーとして読んでた。
全体の結構があって、あらかじめ用意した終着点に個々の事柄が集約されていくのは別にいいんだけど、そのために細部が全体に奉仕するだけで終わってるというか、まったく盛り上がらず気の利いたアイデアもないまま話だけが進んで終わってしまう。
フロイト先生もビックリだぜ!
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